ブログを再開します。
民主党では震災発生以来、様々な被災地支援活動を行っています。
そのひとつがボランティアを募っての支援活動です。
すでに100名から200名を10回派遣しています。
内容は金曜日の夜出発して、バスで被災地まで走り、土曜日一日支援活動を行って、途中風呂に入り、着替えてまたバスで東京までひた走り、日曜日の朝到着するいわゆる「0泊3日」の強行軍です。
私は統一地方選挙が終わるまではとても動けなかったので、第9次の宮城県南三陸町と第10次の岩手県陸前高田市に行ってきました。
宮城県南三陸町は避難誘導のアナウンスを自分が津波に流されるまで続けていたことで有名になりました。
ここでは私たちの班は避難所のお手伝いをしました。
寄せられた物資を運んだり、仕分けしたり、避難所内のレイアウト変更(パーティーションにしてある積み上げたダンボールの移動)などを行いました。
この時点では電気もなく、水もない状態でした。
被災地の中でも復旧が最も遅れている地域だと思いました。
ここでは自衛隊の沖縄の旅団が活躍していました。
岩手県陸前高田市ではがれきの撤去を行いました。
撤去といっても人力では限界があるので、初期段階の仕分けです。
まず人が少しずつ木材や金属、コンクリートなどの分けていき、少しあいたスペースに重機が入って、さらに大きな山に分けていくようでした。
かなり危険な作業だと思いましたが、やはり釘を踏みぬいてしまった方がいたようです。
厚手のゴム手袋を用意して行ったのですが、ガラスなどを山に投げるため、切れてしまうようで、内側に革製の手袋をしたほうが良いと思いました。
昼食はもちろん持参です。
座るところももちろんないため、皆さん壊れたJR大船渡線の線路に座って食べました。
目の前に見えたのが写真にある「外側に倒れた防潮堤」です。
乗り越えた津波が引く際に防潮堤を外側に倒したようで、2回目の津波は容易に直撃したと思われます。
しかしこの作りを見ると、基礎工事が弱く「ただ置いただけ」のような気もしますが、いかがでしょうか。
現場では警視庁が捜索活動?を続けており、まだまだ時間がかかると思います。