特別区部会の勉強会を連続して行いました。
今日は大杉覚首都大学東京教授です。
区が作る「特別区制度調査会」と都が行う「東京自治制度懇談会」の両方に委員として参画している唯一の先生です。
今日は録音も取らず、公開もしないということで、ご自分の持論も含め、少し踏み込んだお話をいただきました。
都と区はそれぞれこの大都市東京をどちらが担うかということで、意見の一致をみていません。
この2月中には国の地方制度調査会が道州制の答申を出しますが、東京を含む地方自治体のあり方についても議論が始まると思います。
大杉先生からは東京は都と区がいつまでも争っていると、東京都の一部を直轄地にされるなどの手法で、国が自治権を取り上げるというようなことがないとは限らないという警告をいただきました。
この話は総務委員会で増子が発言したことと近い話であり、その通りだと思いました。
東京の自治は自分たちで考えなければなりません。