この時期首都圏の道路はかなり空いています。普段なかなかお会いできない昔からお世話になっている方を訪問しています。
昨日は千葉方面に行ってきましたが、今日は町田方面です。
せっかく町田に行くならと立ち寄ってのが、写真の白洲次郎旧宅「武相荘」(ぶあいそう)です。
武蔵と相模の中間にあって、かつ白洲次郎氏の雰囲気を表現した絶妙の名称だと思いました。
白洲次郎氏は、皆さんご存知の通り、GHQをして「従順ならざる唯一の日本人」と評された、終戦処理を語るときに欠かせない人物です。
戦後60年今も戦争の影を引きずる日本ですが、白洲氏のようなプリンシプル(信条、主義主張)のある生き方が求められているのかもしれません。
来客は私の見たところ、次郎氏より、正子婦人のファンの方が多かったように見受けました。
樺山伯爵家出身の正子さんも文学・骨董・染織などの分野で活躍された方で、女性に人気のある方です。
お二人の自由な生き方に共鳴というより、あこがれる方が多いのではないでしょうか?