5月14日から17日まで三宅島、御蔵島、八丈島に行ってきました。
都議会民主党には「島嶼振興調査会」なるチームがあって、毎期ごとに3年間に分けて東京都内の島を訪問し、行政や議会の要望を聞いたり、意見交換をしています。
昨年は小笠原諸島を回ったのですが、日程の都合で参加できませんでしたが、今回は近いこともあって、全日程に一部のみ参加しました。
【一日目 5/14】
22:30 竹芝桟橋出航:ガスマスクが支給されました。
【二日目 5/15】
5:00 三宅島着後、宿舎で休憩
9:30 東京都三宅支庁にて事業概要説明
10:00~12:00 視察
クサヤ加工場:噴火で工場がだめになり、他の島の支援で立ちなおったそうです。復興の ためには事業に対する支援が必要と伺いました。
三池地区家屋被害:未だに立ち上がれない地区です。
三宅島空港:再開に向けて航空会社と協議中ですが、空港の半分が火山ガス高濃度地区のため、困難を極めているようです。
高濃度地区:今日はガスマスクをつけなくても良いそうですが、半日もいたら目も鼻も痛くなりそうです。
13:00 三宅島村役場意見交換会
14:00~17:00 視察
阿古漁港:久しぶりの定置網にアカイカが大漁です。新聞にも出てました。
風の家:復興支援のために連合などが支援する、高齢者や障害者の皆さんのための施設です。
阿古噴火跡:壮絶です。
アシタバ加工場:仕事熱心なお父さんでした。
ヘリポート:島ではヘリコプターが重要な役割を果たしています。
【三日目 5/16】
4:15 宿舎出発
5:10 三宅島発
6:05 御蔵島着
9:00 村役場意見交換会
10:00~12:00 視察
えびね公園:えびねが高価だと気が付いた頃には島のえびねが殆ど無かったそうで、公園に集めたのが遅れたと言ってました。
13:30~16:00 視察
南郷集落跡地:跡地とは言いますが、御蔵は周囲が断崖絶壁に島のため、かなり上のほうから見ただけですが、島には港がひとつしかなく、もう一つ造るとすればここしかないといってまた。予算を聞くと200億円とは島の役所の人、東京都は道路や水道などのインフラ整備などから考えると1,000億円はかかるとのことでした。ここで二頭で3~5万円もする「ミクラミヤマクワガタ」を発見。
ごみ焼却場~ヘリポート
産業センター:桑と黄楊が名産です。将棋の駒や櫛、印鑑などを作っています。江戸時代には大奥に櫛などを献上していたそうです。
【四日目 5/17】
5:30 宿舎発
6:10 御蔵島発
9:30 八丈島着
10:15 八丈支庁事業概要説明
10:55 八丈島町役場意見交換会
11:25 神湊漁港:八丈沖は黒潮のため好漁場ですが、千葉県などの船が大漁で帰って幾野を見ると何故東京の漁業が心配になるといいます。この漁港を拡大することで解決するようですが、これも莫大な予算がかかりそうです。
13:00~17:00 視察
ビジターセンター~歴史民族資料館
地熱発電所:しくみを学んでクリーンエネルギーのい必要性を改めて認識しました。
エコアグリマート:地熱を供給してもらって、一年中南国の果物を栽培しています。
黄八丈:名誉都民の方のところで説明を受けました。
17:30 八丈島空港発:天候が悪く、一日4便あるうち、3便まで欠航しましたが最後の一便が到着し、無事に帰れました。
18:15 羽田空港着
私も16年間議員をやらせていただいていますが、これほど多くの視察場所をしかも朝早くから回った記憶がありません。本当に忙しい視察でした。